エクスプレス予約とスマートEXの違いを検証
エクスプレス予約のメリット
JR東海道・山陽新幹線のチケットを購入するならエクスプレス予約がお得!というお話です。インターネット予約・交通系ICカード等、とっても便利なサービスですがルールが複雑だったり各社独自のサービスがあったり内容も充実しているのでいったいどれが最安値の切符なの・・・お得な情報を探すのに苦労していませんか??
今回は私が実際に使用した【エクスプレス(EX)予約】についてお話します!使う人(目的や利用回数)によってそれぞれにメリット・デメリットがあると思いますのでご自身で新幹線のチケットを取る際の参考にしていただければと思います☆
実は・・・私自身もシステムがいまいちわからなくて💦見過ごしていいたのですが、東京出張があったこの機会にエクスプレス予約を利用してみることにしたのです☆クレジットカード年会費が1,100円かかりましたが、大阪~東京の往復で2,200円割引❣いつもよりお得に移動ができて、尚且つ新幹線の予約もスムーズ&チケットレスでラクチン♪使ってみるととっても便利でお得なサービスでした!
エクスプレス予約?スマートEX?何が違うのかをご紹介します☆
※2022年7月現在の情報です
基本情報
【エクスプレス予約】と【スマートEX】はどちらもJR東海が運営する予約サイトで、対象路線は東海道・山陽新幹線、九州新幹線です(東京駅~鹿児島中央駅間)
一番のメリットはスマホやパソコンから簡単に予約ができること!です。エクスプレス予約専用ICカードや交通系ICカードを持っていればチケットレスでスムーズに乗車が可能☆そして一番の違いと言えば【エクスプレス予約は有料会員】・【スマートEXは無料会員】ということ。それぞれにメリット・デメリットがありますので比較してみましょう!
※クレジットカードは個人会員の場合です
サービス比較表
スマートEX | エクスプレス予約 | |
年会費 | 無料 | 1,100円 |
入会方法 | オンラインorアプリで会員登録 | オンラインorクレジットカード入会申込書送付 |
支払い方法 | クレジットカード | クレジットカード |
利用するまで | 登録してすぐに利用可能※5 | 登録後2~3週間必要 ※4 |
乗車方法 | 交通系ICカード※1、もしくはチケットを駅で受取 | 専用カード(EX-ICカード)、交通系ICカード※1、もしくはチケットを駅で受取 |
割引例 | 東京~新大阪 200円お得!※2 | 東京~新大阪 1,100円お得!※2 |
グリーンプログラム | 適用なし | 適用あり! |
予約方法 | スマホ・パソコン・アプリから予約可能 | |
予約の変更 | 何度でもOK!変更手数料無料※3 | 何度でもOK!変更手数料無料※3 |
≪注意≫
※1 『ICOCA』『Suika』『PASMO』『Kitaca』『SUGOKA』『TOICA』『nimoca』『はやかけん』『PiTaPa』『manaca』
※2 通常期のぞみ号指定席・大人1名・片道あたりの値段で計算
※3 ICカードでの改札入場前またはきっぷ受取前で、予約している列車の発車時刻前まで変更可
※4 クレジットカード会社の審査による。審査通過後、クレジットカードとは別に専用ICカード(EX-ICカード)が約1週間で到着
※5 登録時には【ご自身のクレジットカード】【交通系ICカード】が必要です
【主なメリットの比較】
エクスプレス予約・・・割引率が高い☆出張など移動が多い人にはおススメ!
スマートEX・・・年会費無料でお得なサービス(早得商品など)が受けられる!
【主なデメリットの比較】
エクスプレス予約・・・年会費がかかる、支払い対象のクレジットカードが限定される
スマートEX・・・割引率が低い、割引の時期に制限がある
注意点
エクスプレス予約とスマートEX予約共に、乗車区間の特例が使えない!のでお気をつけください。例えば『大阪市内』とか『東京都区内』からのJR在来線から乗る場合は別途料金が必要なので『新大阪』から乗車や『品川』等新幹線駅から乗車する場合は問題ありませんが在来線乗り継ぎの場合は注意が必要です
クレジットカード
エクスプレス予約を利用するには対象のクレジットカードの入会が必要です(※1)私は『J-WESTカード・エクスプレス』に入会しました。このカードと専用IDでエクスプレス予約が可能となります。カードの年会費は1,100円です。ちなみにベーシックタイプのクレジットカード(初年度年会費無料)もありますが、こちらはエクスプレス予約ができませんのでご注意ください。
※1 JR東海エクスプレス・カードまたはJ-WESTカード・エクスプレスに入会するか、手持ちのクレジットカードにエクスプレス予約機能をプラスする『プラスEX』会員になる必要があります
【プラスEX会員とは】
カードを増やしたくない方におすすめですが手持ちのクレジットカード各社へ申し込む必要があります
手順
- 手持ちのクレジットカード会社にエクスプレス予約を利用できるかどうかを確認
- クレジットカード会社へエクスプレス予約の入会申し込み
- 審査
- プラスEXカードが到着
- 会員登録をしてから利用開始
という流れになります。一部対象外のクレジットカードもありますので必ず事前に確認をしましょう。また、プラスEXカード会員には『グリーンプログラム』は適用されませんのでご注意ください
??グリーンプログラム??
エクスプレス予約で乗車した利用区間に応じてポイントが貯まり、一定以上のポイントが貯まると普通車指定席の料金でグリーン車が利用できるプログラムです
改札機を通る際にはこのような用紙が発行されます(切符ではありません)。交通系ICカードで利用の場合は予約内容を記載した「EXご利用票」が新幹線の改札機から出力されるので必ず受け取って乗車しましょう
在来線と新幹線を乗り継ぐ際にはエクスプレス予約専用ICカードと交通系ICカードを2枚重ねて改札機にタッチすれば乗り継ぎ利用も可能です!
上手に使おう『早得』割引★
スマートEX・エクスプレス予約ともに『早得』割引が利用できます。あらかじめ予定が決まっている場合は早得の利用がおすすめです!時期や区間、対象列車などの条件はありますが予定が合えば通常の会員価格よりもさらにお得にチケットが買えます❣割引率はスマートEXもエクスプレス予約も同じなので、あらかじめ予定が決まっている旅行などで利用する場合は年会費無料のスマートEXの方が良いかもしれません。
条件が色々ありますので予約前には必ず公式サイトを参照して詳細を確認してください。21日前までに予約が必要な『早得21ワイド』や、2名以上で予約が必要な『ファミリー早得』などがあります。またのぞみ号・ひかり号・こだま号利用限定など対象列車を指定しているものや繁忙期などを設定除外日としているもの、対象区間を設定しているものもあります。
e5489について
JR西日本には『e5489(いいごよやく)』というインターネット予約システムがあります。エクスプレス予約/スマートEXが新幹線の予約システムに対して『e5489』はJR西日本の対象エリア内の新幹線/有料特急列車の予約システムということになります。
対象エリア内の新幹線・特急列車をネット予約して乗車券も同時購入可能です。ただし、e5489で予約した場合は乗車前に紙の切符に引き換えないといけません(ICカードでの乗車は不可)引き取り駅もルールがありますのでどの駅でも切符の引き換えができるわけではないので注意が必要です。
まとめ
新幹線を利用する頻度や目的によってそれぞれのメリットがあります。とりあえず無料の【スマートEX】に会員登録をしておいて、必要に応じて【エクスプレス予約】に変更するという方法も良いかもしれませんね!
この記事を書いた人
- ・総合旅行業務取扱管理者
・総合旅程管理主任者
・トラベルコーディネーター
・エリアスペシャリスト
(ハワイ・オーストラリア)
初めての海外旅行はホノルルマラソン(ヘロヘロで完走)『旅の価値は無限大』を合言葉にこれからの新しい旅行スタイルを提案します
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