全国旅行支援が延長!来年以降はどうなる?

全国旅行支援が延長!

2023年1月以降はどうなる??

※2022年11月26日現在の情報です

現在実施中の【全国旅行支援】ですが、多くの都道府県では12月20日宿泊分までを割引の適用としていましたが、12月27日宿泊分(12月28日チェックアウト分)まで現在の割引率のまま延長されることになりました(都道府県により対応は異なります)!既存予約も割引の対象となりますが旅行会社・ホテル・OTA(オンライン予約システム)により対応が異なりますので確認が必要です。また予算の上限に達した為に販売停止や予算の再分配により販売再開をした都道府県などもありますので情報は随時確認してください。予算切れで割引対象外になったプランが予算の追加により再度割引販売することもありますので割引が適用にならなかった方もあきらめずに検索を続けると割引対象のプランを見つけることができるかもしれません。

既存予約分については自動的に割引適用とはなりませんので必ずご自身で予約した旅行会社やホテルに割引対象の有無を確認しましょう。

全国旅行支援の割引条件として【ワクチン3回接種証明orPCR検査等の陰性証明】【身分証明書の提示】が必ず必要なので忘れずにご用意ください。ホテルのチェックイン当日に必要書類を忘れたため割引を受けることができなかったという声を多く聞きます。都道府県によりルールは異なりますが3回接種証明書やPCRの陰性証明書は原本ではなく写真でもOKというところもあります。証明書の紛失や持ち忘れを防ぐためにも写真を撮って携帯電話に保存しておくことをおすすめします。

全ての旅行プランが全国旅行支援の割引対象では無いのでご注意ください!

全国旅行支援延長決定

2022年11月25日、全国旅行支援を2023年の年明け以降も継続すると観光庁から発表がありました。年明け以降に関しては割引率を下げて実施されるようです。現在実施中の割引についても2022年12月27日宿泊分(12月28日チェックアウト分)まで延長となりました(割引率は現在と同じ)

2023年の実施時期は具体的に発表されていませんが、割引率やクーポン券の額を引き下げることは決定しているようです。現在実施中の全国旅行支援は都道府県ごとにルールが違ったり、旅行会社やホテルによって割引の対象プランが異なったりして『わかりずらい』という意見をよく聞きます。この記事では【全国旅行支援の内容】についてできるだけわかりやすく情報をお伝えしますので参考にしてください

現在の割引率が適用されるのは2022年12月27日宿泊分(12月28日チェックアウト)まで、年末年始は割引適用外となります。年明けに予定されている全国旅行支援に関しては割引率が変更となります。参加条件に関しては現在と変わらずワクチンの3回接種証明PCR検査等の陰性証明が必要です。

【割引比較表】

現在年明け以降予定
割引率40%20%
交通付き旅行最大8,000円割引(1泊につき)最大5,000円割引(1泊につき)
・宿泊のみ
・日帰り旅行
最大5,000円割引(1泊につき)最大3,000円割引(1泊につき)
地域クーポン券平日3,000円分
休日1,000円分
平日2,000円
休日1,000円
※2022年11月26日現在

年明け以降の具体的な実施日は決まっていませんが、感染状況の動向を踏まえて後日発表されるようです。

観光庁の発表は以下の通りです

  • 今後の感染状況を見極めた上で、年明け以降、観光需要喚起策を実施することといたします。
  • 実施に際しては、これまでの全国旅行支援の制度を基本としつつ、旅行需要の急激な変動の緩和を図る観点から、割引率等の制度を見直すことといたします(詳細は別紙参照)。
  • また、制度の開始時期については、今後の感染状況の動向を踏まえつつ、別途発表いたします。
  • なお、現在実施中の全国旅行支援の対象期間は、12月下旬までとお知らせしておりましたが、12月27日宿泊分(12月28日チェックアウト分)まで実施することといたします。
  • 旅行に行かれる際には、引き続き、基本的な感染対策をしっかりと行った上で、お出かけいただければと思います。

観光庁発表資料

出典:観光庁
出典:観光庁

【更新】割引対象都道府県(12/1 16:00現在)

全国旅行支援の延長を実施している都道府県一覧です。ただし各旅行会者やホテルなどにより割引対象のプランが限定されていたり、予算切れで割引を終了していたり、全国旅行支援に参加しない事業者もあります。割引対象の有無は予約する旅行会社やホテルに必ず確認してください。

【割引延長実施中の都道府県】

北海道、青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、埼玉県、神奈川県、山梨県、新潟県、富山県、石川県、福井県、長野県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、兵庫県、大阪府、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、高知県、愛媛県、  福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

【販売保留中の都道府県】

東京都、京都府

既存予約についても原則は全国旅行支援の対象となりますが、各旅行会社やオンライン予約、ホテルによって対応が変わってきますので必ずご自身でご確認ください。

いまさら聞けない、全国旅行支援とは

【全国旅行支援】とは、政府が実施している全国を対象とした観光需要喚起策のことで、日本国内の旅行が40%割引(限度額あり)+旅行先で使える地域支援クーポンが発行されます。

具体的には、飛行機や新幹線などの交通付き旅行商品に関しては旅行代金の40%割引(最大8,000円割引、つまり1泊当たり20,000円以下の旅行は旅行代金の40%割引、20,001円以上の旅行は一律8,000円割引となります。

宿泊のみ日帰り旅行に関しては旅行代金の40%割引(最大5,000円割引が適用されます。12,500円以下の宿泊や日帰り旅行の場合は40%割引、12,501円以上なら一律で5,000円割引となります。

さらに、平日の旅行については1泊当たり(日帰り旅行含む)3,000円分、休日は1,000円分の地域支援クーポンが配布されます。地域支援クーポンとは旅行先の都道府県指定の飲食店やお土産店で利用できるクーポン券のことで利用できる対象店は限られています。有効期限が“チェックアウト日まで”や“旅行開始日から7日間”など都道府県によりルールが決まっています。クーポン券が利用できる施設が限られていたり、有効期限切れにより使用できなかったという声を多く聞きます、せっかくのクーポンを無駄にするのはもったいないので事前に行きたい店をリストアップするなど計画を立てておくことをオススメします(クーポンを利用することで地域のお店も賑わうというメリットもあります☆)

よくある質問

すべてのプランが割引対象?

割引対象の旅行プランは限られています。旅行会社やホテルには沢山の旅行プランや宿泊プランがありますが、その全てが割引対象ではありません。多くの予約サイトやパンフレットには【全国旅行支援対象プラン】という記載があります。予約をすれば自動的に割引が適用となるわけではありませんのでご注意ください

全国旅行支援の予約方法は?

3つの予約方法があります

①オンライン旅行予約サイト・・・じゃらんや楽天トラベルなどのサイトから申し込みが可能です(割引対象のプランや受付停止などについては各サイトでご確認ください)

②ホテルや旅館で直接予約・・・各宿泊施設の公式サイトで予約を受付しています(オンラインのみ割引対象で電話での受付は不可の場合もありますのでご注意ください)

③旅行会社で予約・・・旅行会社の窓口や公式サイトで予約を受付しています。宿泊だけでは無く飛行機や新幹線などの移動もセットになった旅行パンフレットも販売しています

2023年の全国旅行支援はいつから開始?

現時点では未定です。2022年に関しては12月27日まで延長が発表されましたが、2023年に関しては【感染状況を見極めた上で年明け以降に開始】ということです。開始日に関しては今後の発表を待ちましょう

全国旅行支援の過去記事はこちら

この記事が少しでも旅行計画の参考になれば幸いです

この記事を書いた人

TAKASHI KOCHI
TAKASHI KOCHI
・総合旅行業務取扱管理者
・総合旅程管理主任者
・トラベルコーディネーター
・エリアスペシャリスト
(ハワイ・オーストラリア)
初めての海外旅行はホノルルマラソン(ヘロヘロで完走)『旅の価値は無限大』を合言葉にこれからの新しい旅行スタイルを提案します