英語の勉強と海外旅行
今回は“海外旅行へ行こう”というお話です。
私は若者に海外旅行を身近に感じてもらう活動をしています。資金面で余裕のない若者へ【初めての海外旅行プログラム】という内容で新規パスポートの取得代金を一部負担しようという試みです。
日本人のパスポート保有率は約24%、四人に一人の割合です。いわゆるZ世代においても、海外旅行には行きたいがパスポートの申請時間や取得費用というのはかなりの負担となっているようです。
大阪府の教育データによると、大阪府の小中高校生徒数は約87万人(令和2年度)。英語の授業はあるものの学校には英語の勉強をするだけのところがほとんどです。ネイティブイングリッシュも増えてはいますが、多くの人は英単語を覚えるのは得意でも英会話が苦手・・・というのが特徴です。現地での体験や経験が圧倒的に足りていません。
これからの時代、国際的な視点を持ち、海外とかかわることが非常に大切となってきます。しかし、まったく海外に触れないまま国内だけの社会にとどまる子どもが多くいるのも事実です。もしかすると海外旅行という経験でいままでの自分では気付かなかったすごい才能を発揮する子がいるかもしれません。
日本国内だけではなく世界の異文化を知る若者を増やしたいということも目的としてあります。海外に“行けない”ではなく海外に“興味のない“若者が多くいます。成人するまでに一度でもいいから海外という身近ではない広い世界の中で初めての経験を沢山しておくことが必要だと思います。たまには教科書以外の勉強も必要ですよね。
異文化コミュニケーションを体験しよう。最初に海外に触れるきっかけは、外国人との会話がよいと思っています。言葉の通じないなかでの会話で、意思疎通ができたときの感動や、その後の向上心にも繋がるはずです。
国外や外国人への苦手意識がなくなると「自分から積極的にはなしかけてみよう」「もっと広い世界をみてみよう」と、主体的に学んでいく可能性も大いにあります。
かくいう私自身も、消極的な人間でした。人見知りな性格の私が海外だとなぜかオープンになれるのです。その当時は気づきませんでしたが、後から振り返ってみると広い世界の中で自分を見つめる非常に貴重な経験でした。あのときの海外旅行という体験がなければいまの自分はいなかったのかもしれません。
ということで、「海外にいきたい!」と思い興味本位でもいいので現地の異文化体験を感じてくれる子どもが1人でも増えてほしいと願っています。
この記事を書いた人
- ・総合旅行業務取扱管理者
・総合旅程管理主任者
・トラベルコーディネーター
・エリアスペシャリスト
(ハワイ・オーストラリア)
初めての海外旅行はホノルルマラソン(ヘロヘロで完走)『旅の価値は無限大』を合言葉にこれからの新しい旅行スタイルを提案します
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