立つ鳥跡を濁さず
今回は旅先での“ことわざ”について考えてみました。
【立つ鳥跡を濁さず】
その場所を立ち去る者は、跡が見苦しくないように始末をしていくべき、引き際は美しくあるべきだ。ということわざ。
いろいろなシーンで使う言葉ですが、旅のシーンで考えてみると例えば滞在先のホテルや観光地などから立ち去るときには自分で使った物などをきれいに片づけてから帰るのがマナーですよね。
ゴミはすべて持ち帰るという精神、むしろ『来た時よりも美しく♪』という考えでお世話になった場所をきれいにしてから帰るという気持ちが大切だと思います。
【旅の恥はかきすて】
旅先では知り合いがいないので恥をかいたところでその場限りで済む。また旅の解放感も加わってふだんなら自制する恥さらしな行為も平気でやってしまう。ということわざ。
とは言っても旅先で傍若無人に振る舞っても許されるわけではもちろんありません。旅に出ると人目を気にしなくなったり楽しむことが最優先となり、ゴミをポイ捨てしたりタバコのマナーが悪かったり写真撮影に夢中で他人の邪魔をしてしまったりお酒を飲みすぎて羽目を外しすぎたりと普段はやらないことも何故か旅先ではやらかしてしまうものです。インバウンド旅行者が減った今、日本人旅行客のマナーの悪さが目に見えて増えてきたように感じます。
中々行くことのできない場所だから!今日だけ特別!もう二度と来ることはないから!という気持ちではまさに旅の恥はかきすて状態となってしまいます。旅先だからこそ、自分さえよければ良いという思いは捨ててみんなが思いやりをもって行動できればきっと心に残るステキな思い出が作れるのではないかなと思います。
移動・食事・観光地・現地の方々、旅は沢山の人や場所によって成り立っています。旅行者としてただ楽しむだけではなく感謝の気持ちを持つことで現地からも暖かくお迎えしてくれたり、普段は見ることのできない景色が見られたりするかもしれないですね☆
この記事を書いた人
- ・総合旅行業務取扱管理者
・総合旅程管理主任者
・トラベルコーディネーター
・エリアスペシャリスト
(ハワイ・オーストラリア)
初めての海外旅行はホノルルマラソン(ヘロヘロで完走)『旅の価値は無限大』を合言葉にこれからの新しい旅行スタイルを提案します
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