TRAVRLとTRIPとTOURISMの違い

旅行のことを英語で『トラベル』とよく表現します。なにげなく使っているこの英単語ですが、場合によっては違う表現方法がありそれぞれにちゃんと意味があります。いろいろある“旅”の英語を調べてみました。

 

【TRAVEL】・・・トラベルは、ある地点からある地点まで遠方への旅(移動)というニュアンスです。

【TRIP】・・・トリップは、目的がある短い旅行のこと。出張するときにも使用します(business trip)。日帰り旅行は(a day trip)です。

【TOUR】・・・ある地点を出発して何カ所か目的地を回って出発地点へ戻ってくる旅行のことです。ゴルフやアーティストによる全国ツアーといった使い方もあります。

【JOURNEY】・・・ジャーニーは、トラベルよりも長い旅行、旅に出るというイメージです。人生を旅になぞられるときにも『ジャーニー』が使われます。

【TOURISM】・・・ツーリズムは、観光業や旅行業などの事業に対して使います。環境に配慮したやさしい観光のことはエコツーリズム(Ecological Tourism)となります。

【Sightseeing】・・・海外旅行の空港で出入国審査の際に使うことのある単語です。『入国の目的は?』というシーンで『サイトシーイング(観光)』と答えます。

 

『旅行代理店』は英語で『travel agent』、『よい旅を!』は英語で『Have a nice trip』といいます。それぞれに意味がある【TRAVEL】【TRIP】【TOURISM】【JOURNEY】、なにげなく使っている単語ですが意味を理解すると言葉の使い方も変わってきますよね。観光する・旅行に行く・旅に出る。いろんな表現がありますので目的に応じて使い分けてみてください(^^)

この記事を書いた人

TAKASHI KOCHI
TAKASHI KOCHI
・総合旅行業務取扱管理者
・総合旅程管理主任者
・トラベルコーディネーター
・エリアスペシャリスト
(ハワイ・オーストラリア)
初めての海外旅行はホノルルマラソン(ヘロヘロで完走)『旅の価値は無限大』を合言葉にこれからの新しい旅行スタイルを提案します
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